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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
和也side
胡桃さんはヴィトンの紙袋を出してきた。
「和也君がいらないって言ったら・・・駅のごみ箱に捨てて帰る・・・・」
そう言って引かない。
会員様からのギフトは・・・基本規定はないが・・・。
俺や嘗て居た涼や淳一樹や湊も・・・仁も・・・・。
一切こういったプレゼントは頂かない様にしていた。
それは会員さんとそう言った会話になった時それとなく差し入れは受け取らないとお伝えし・・・ずっとやって来た。
胡桃さんは今回は一歩も引かない(笑)
袋の中を覗くと・・・。
「あ・・・あのねっ・・・カードケースなのッ・・・使わなかったら終ってても良いし・・・あのね、・・・捨てても良いから・・・でも自分で捨てるのは・・・・。」
・・・・・・・。
俺はその中身を出し・・・箱を開けると・・・・。
黒のカードケース・・・・。
それを手に取って・・・。
胡桃さんを見ると、
「あのっ・・・気に入らなかったら捨ててッ!!!//////勝手に買っただけだからッ・・・・」
・・・・・・。
胡桃さんの気持ちには・・・・気付いてるよ。
でもごめんね・・・。
俺は胡桃さんの頭を掴み自分の胸に抱き寄せ・・・。
「ありがとう・・・(笑)大事に使うよ・・・・。」