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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
私はバックを膝の上に置き・・・・。
「私は・・・主人が仕事で年末年始ツアーで居ないから・・・・実家に帰るか家に居るかだな・・・。」
下を向いて言うと・・・
私の手を握って・・・。
「そうか・・・(笑)ご主人が忙しいのは良い事だよ??仕事が無かったら元もこうもないじゃん???」
そんなの分かってる。
そんな分かり切ってる会話をする為にここに来たんじゃないの。
私はバックから小さな紙袋を出し・・・。
「和也君・・・これ(笑)・・・迷惑だったら捨てて???」
そう言って紙袋を渡した。
すると和也君はそれを見て・・・・。
「ごめん、受け取れないよ・・・(笑)会員様からのプレゼントは受け取らない様にしてる・・・それは最初にお伝えしたよね???」
和也君は・・・・。
他のスタッフさんと違って何も受け取ってくれない。
以前居た達也君とかはよくお菓子とか受け取ってくれたのに・・・・。
私は押し返された紙袋をまた和也君に押し戻し・・・。
「お願い・・・最初で最後だから・・・受け取ってもらえなかったら捨てないとだし・・・勿体ないから・・・・。」
私がそう言うと・・・和也君はその紙袋を見て・・・・。
「俺にこんな金使わなくていいのに・・・・。」