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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
和也side
3時間胡桃さんと過ごし部屋を出て胡桃さんを送ると・・・・。
「ねぇ、・・・和也君・・・あの~・・・彼女と結婚とかするの????」
胡桃さんは受付の部屋と繋がるドアの手前でそう言って俺の手を握ってきた・・・。
・・・・・・・。
「ん~・・・彼女も働いてるしまだ分からないな(笑)」
結婚はしたいけど夏希の気持ちも尊重したい。
って、・・・会員さんの質問に何真面目に答えてるんだッ・・・(笑)
俺がそう言うと胡桃さんは少し笑って・・・俺の腕に絡みついてきて・・・。
「いいな・・・彼女が羨ましい・・・・。」
・・・・・・。
胡桃さんの言葉に返すことは出来ない・・・・。
俺が黙っていると胡桃さんは顔を上げて・・・・。
「和也君に・・・大事にされたい・・・・(笑)」
・・・・・・・。
俺は胡桃さんが掴んできた腕を一回抜き・・・胡桃さんの肩を抱くと・・・・。
「素敵な旦那様がいるじゃない(笑)・・・胡桃さんは素敵な女性だから大丈夫だよ・・・・。」
そう言うと・・・。
「・・・・私・・・・多分離婚すると思う・・・・。」
・・・・・・・。
そう言って胡桃さんは自らドアのノブを回し・・・。
扉を開けた。