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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
胡桃さんにはとりあえず返事はせずそのまま夏希との待ち合わせ場所近くに向かう。
銀座から麻布までは車で15分程度・・・。
レストランの近くのパーキングに車を止め・・・。
携帯を見ると・・・。
『もう着いたよん』
と、夏希からのライン・・・。
俺も携帯を持って急いで車を降り・・・。
夏希に電話をしながら待ち合わせ場所に向かった。
クリスマスのイルミネーションが光る中・・・・。
『もしもし~???(笑)もう着いてるよッ』
(笑)
「俺ももうすぐ着くよ(笑)今交差点・・・」
そう言って顔を上げると・・・横断歩道の向こう側に・・・・。
ベージュの綺麗なコートに・・・白い大判のストールを巻き・・髪を綺麗にアップした夏希が立っているのが見えた・・・(笑)
俺は手を上げ・・・。
「夏希こっち・・・(笑)横断歩道のこっち側に今いるよ・・・」
俺がそう言うと・・・夏希はキョロキョロ周りを見渡し・・・俺を見つけるとニッコリ笑った・・・。
・・・・・・・ッ???
「あ・・・っ」
思わず俺は・・・。
声を上げた・・・。
夏希が笑うその後ろに・・・・・。
「胡桃さん・・・???」
思わずそう言ってしまうと・・・。
『え・・??何??(笑)』
・・・・・・・。
確かに見えた・・・。
夏希のすぐ背後に・・・。
胡桃さんの・・・。
姿が・・・。