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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
夏希side
信号が青になると和也君は向こうから走って来て・・・(笑)
私はゆっくり歩きだした・・・。
その時・・・。
後ろから・・・・。
ドンッ・・と・・背中を押され・・・。
「きゃぁっ・・・」
声を上げて手をついて転ぶと・・・・。
「夏希ッ!!!」
直ぐに和也君が私を抱き上げ・・・・。
「大丈夫ッ???」
直ぐに立たせてくれた・・・。
凄い焦った顔・・・・。
「あ・・・うん・・・(笑)ちょっとぶつかっちゃって・・・・」
押された気がしたけど・・・。
周りを見ても・・・そんな感じはしなかった・・・。
きっとみんな急いでて・・ぶつかった・・・・。
和也君は私の腕をグイッと掴み・・・。
「怪我無い???ちょっと一回座ろう・・・・」
そう言って私が歩いてきた横断歩道を戻って歩道にあったベンチに座らせてくれた・・・。
和也君は私の脚を見て・・・
「タイツが切れちゃってるね・・・買いに行こう・・・まだ店はやってる(笑)」
優しく足を撫でてそう言った・・・。
「うん・・・あの・・・何かあった???」
なんか・・・焦った顔・・・・。
私が首を傾げて言うと・・・和也君は一回黙って首を横に振った・・・。