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大人女子の恋愛方程式
第24章 胡桃さんと健二の闇
健二side
あーーーあ・・・。
俺は携帯片手に蒼太さんのマンションの空いてる部屋のテラスでアイコスを吸った。
「けーーんじ♡」
空いてる部屋の・・・。
蒼太さんとは別の部屋・・・の筈なのにぃ・・・。
何故いる???
アンタ(笑)
蒼太さんは俺の横に腰掛けニッコリ笑って・・・・。
「何かあった???(笑)」
・・・・・・。
蒼太さんの・・・この笑顔って不思議。
なんか話したくなる・・・ような・・・ならないような・・・(笑)
俺は携帯をテーブルに置き・・・。
「いや、・・・大人になってから~・・仲間内で揉めるって面倒くさいなって・・・なーーんてねッ(笑)(笑)」
って・・・おふざけ半分で言ってみる・・・。
すると蒼太さんはニヤッと笑って・・・。
「私もそれはスッゴイ分かる(笑)・・ほらぁ~うちの地元も昌也のお陰でず―――っと揉めてたでしょぉ????最近や――っと平和で・・・あ~・・これが本来の平和な生活って感じなのねーって・・・やっと思えてきた・・・。」
そーーだよなぁ・・・。
昌也に比べたら・・・俺のもめ事なんて・・・。