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大人女子の恋愛方程式
第24章 胡桃さんと健二の闇
「でもさぁ、・・・(笑)今スッゴイ・・皆幸せを感じてるし・・・私も楽しい・・・。子供もどんどん増えてさ・・・だからあれが解決して・・本当にスッキリって思う・・・。」
俺もすっきりしたいなぁ・・・・。
蒼太さんは俺の顔を見つめ・・・。
「健二はさ(笑)・・・いっつも明るく笑ってるじゃない???・・・でもたまにしんどくならない????」
・・・・・・・。
「本音・・・(笑)・・・言える仲間は大事にしなさい・・・。」
本音・・・かぁ・・・。
はぁぁ・・・。
俺はテーブルに置いてあったアイコスを手に取って・・・。
口に咥えた。
「別に・・・この明るいキャラをイヤだとは思わないっすよ・・・(笑)・・・皆大好きだし・・・嘘ではない・・・。」
蒼太さんには敵わない・・・(笑)
全て見透かされそうになるんだ。
蒼太さんはニッコリ笑って俺の膝を触って頷いた・・・。
「でも俺・・・(笑)・・・俺っぽくないんっすけど~・・・。」
・・・・・。
俺らしくない・・・。
でも・・・。
「俺・・・(笑)・・・どうしても・・・・忘れられない子が居るんです・・・・」