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第24章 胡桃さんと健二の闇

胡桃side



こんなところ初めてだよ。


主人にも連れて来てもらった事は・・・ない・・・。



私も健二君の横に腰掛け・・・。



「私ね・・・たぶん離婚する・・・(笑)」



そう言った・・・。



健二君はアイコスを出して私の顔をジッと見つめ・・・・。



「そっか・・・(笑)・・・でも胡桃さんはまだ若いし・・・ね？？きっとまたいい人がさ・・・・。」



そんな～・・・(笑)


分かりやすい慰め方・・・・。



私はため息をつき・・・。



「旦那さんね・・・最近売れてないし、なんか・・・他所に女の人が居るみたいなの・・・(笑)」



きっと旦那さんは・・・外に女の人が居る。



それはもう大分前から分かってた・・・。



健二君はアイコスを吸いながら私の方を見て・・・。



「そっか・・・。何でこんなに綺麗な奥さんがいるのに他の人のとこ行っちゃうんだろうね・・・。」



・・・・・。



それはきっと・・・。



「私に魅力がないから・・・じゃないかな？？？(笑)」



私にも分からない・・・。



きっかけがあったわけではない・・・。



徐々に・・・。



旦那さんは・・・。




離れていった・・・・。