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大人女子の恋愛方程式
第25章 命は軽くない
和也side
「健二ッ!!!!胡桃さんはッ?!」
深夜に俺の携帯が鳴った・・・・。
勿論俺と夏希は起きていて・・・・兄貴の話をしていたところだった・・・。
健二は・・・。
かなり動揺して電話してきて・・・。
俺に言ったんだ・・・。
「胡桃さんがッ・・・・死んじゃうッ・・・・・」
って・・・。
泣きながらそう言った・・・。
ホテルに救急車が到着し・・・俺と夏希はロビーで運ばれていく胡桃さんの顔を見た・・・。
夏希はその青ざめた胡桃さんの顔を見て・・俺の腕にしがみ付き・・・。
「私のせいだッ・・・・・」
そう言った・・・。
健二は泣きながら救急車に一緒に乗り込み・・・。
救急隊の人達は・・・。
俺と夏希に胡桃さんを搬送する病院を伝えてきた・・・。
直ぐに拓海と仁も来て・・・。
俺は夏希にホテルで待っているように言ったが・・・。
一緒に行くと言って聞かない・・・。
そして俺と夏希と仁と拓海は俺が運転する車で搬送先の病院に向かった・・・・。