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大人女子の恋愛方程式
第25章 命は軽くない
夏希side
・・・・・・・///////////
なによ。
アンタのせいで・・・。
甘い夜の時間が無くなったじゃないッ!!!!
私は胡桃さんの顔をギュッと掴み・・・睨んだ。
胡桃さんは目を泳がせて私を見つめ・・・。
声を震わせて・・・・。
「ごめんなさい・・・・・・」
そう言って涙が流れた・・・。
私の手に胡桃さんの涙が零れてきたの。
・・・・・・・ッ////////////
分かるよ・・・。
私も和也君が大好きだから・・・アンタの気持ちすっごく分かる・・・。
私は彼女の顔から手を離し・・・。
彼女の髪を触って・・・・。
ゆっくり肩を・・・。
抱き寄せた。
「アンタの命は・・・そんなに簡単じゃないでしょ?・・・・・スッゴイ重い・・・大事な命よ・・・。」
胡桃さんは何かが切れた様に・・・体を震わせて泣き出したの。
「今度またバカなことしたら・・・。」
・・・・・・。
「髪の毛引っこ抜くわよッ!!!!!//////////」
ムカつくのに・・・。
なのになんで???
気持ちが分かるから・・・。
涙が出る。