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第25章 命は軽くない

夏希side



・・・・・・。


胡桃さんは坦々と・・・昨日までの出来事の話をしてくれた・・・・。



ただ・・・。



幸助さんがこの後何をしようとしていたか・・・までは分からないと・・・・。



私は胡桃さんの顔を覗き込み・・・。



「じゃぁアイツは今那覇空港に居るって事？？？」


私が言うと・・・。


胡桃さんは携帯のラインを開き・・・・。



「さっき着いたようで・・・、ラインが何件も届いていて・・・・でも怖くて返事をしていません・・・・。」



・・・・・・・。



携帯を覗き込むと・・・確かに何件も連打で送られて来るライン。



あの男・・・。


マジ暇だな。


こんな事してる暇あったらさ・・・。


働けよッ！！！！！！(笑)




私は胡桃さんの携帯を握って・・・・。



「ちゃんと返すから携帯暫く貸して？？？(笑)他は見ないからッ！！！」



私がそう言うと・・・彼女は私をジッと見つめ・・・・。



黙った・・・・。



・・・・・(笑)



「悪いようにはしない・・・もうあんなバカ・・・おさらばしよう？？？(笑)」



胡桃さんも被害者・・・。



私がそう言うと・・・。



胡桃さんはまた顔を真っ赤にして・・・目に涙を浮かべて・・・。



「ごめんなさい・・・夏希さん・・・ごめんなさい・・・・///////」