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第28章 ホノルル年明け

遊馬side



・・・・・・・ッ///////////


ハンバーガーとピザが散乱した道で・・・。


俺は呆然と立っていた。



「あーーーあ、・・・(笑)こっわい女子～ッ・・・だから振られるんじゃんね？？？」


・・・・・。


夏希は俺に・・・別れたくなかった！！！と、言って・・・。


走って逃げた。



その後ナンパした女が俺の顔に付いたケチャップを拭きながら言った。



・・・・・・・。



「素直じゃない女ってさ・・・(笑)・・・可愛げないよね？？？」



・・・・・・。



「私あんな風にならない様にしよぉ―――っと(笑)」



夏希・・・・。


泣いてた・・・。





俺は遠くに見える夏希の後姿を見て・・・・。



「アイツ可愛いよ・・・・。」



そう・・言った。


女は俺の方を見て・・・。


「え？？？・・・(笑)」


・・・・・・(笑)



「・・・アイツスッゲー可愛いじゃん？？？？(笑)」



自分が傷付けてしまって・・・。


あんな顔をさせてしまって・・・なんなんだけど。




さっき・・・初めて見た夏希の・・・本当の顔。






可愛いって・・・思った・・・・。