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大人女子の恋愛方程式
第28章 ホノルル年明け
チーーーン・・・とレンジが鳴ると、私はふたを開けてキッチンで立ったままラップを剥がし・・・。
ピザを手に・・・。
「あっつ!!!!!!」
すっごい湯気を上げて熱々のピザ。
思わず私はピザを下に落とした。
べチョッと・・・下に落ちてまた床が汚れる。
はぁぁ~・・・。
なんか私何をしてもダメ。
しゃがみ込んで落としたピザを・・・拾おうとするとまだ熱い。
「はぁっ・・・もうイヤッ!!!」
拾おうとしたピザを投げ・・・そのままリビングへ戻って・・・・。
ソファーに腰掛けた。
全然落ち着かない。
自分の部屋なのにッ・・・。
元旦早々・・・・私は・・・・。
全く落ち着かない。
その時・・・。
ピンポーン・・・とインターホンが鳴って・・・。
私は無視。
こんな日に訪ねてくる奴なんて、どうでも良い奴に決まってる。
タバコを手に取って火をつけテレビを付けた。
こっちのテレビって・・・マジつまんない。
今度DVDでも買いに行くか・・・。
・・・・・・・。
「あーーーーーっ!!!!・・・もうイヤッ!!!!」
そう言ってまたソファーに横になった・・・。