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大人女子の恋愛方程式
第6章 達也と真也
真也side
・・・・・・。
由美・・・さん???
怯えるような目・・・。
俺の中で何かが蘇る。
あんな目・・・。
前に何度もされた・・・・。
由美さんが行ってしまった後、俺は自分の手をジッと見つめた。
・・・・・・。
俺は・・・。
いつもあんな目で・・・見られてた。
「はぁ・・・。」
ため息をついてゆっくりトイレから出て、自分もスタッフルームに向かった。
ポケットに入っている携帯。
もう最近じゃ・・・誰からも鳴る事がない携帯。
ここに来た時・・・。
問答無用で女関係は全部消された。
マツさんに(笑)
・・・・・・。
最近由美さんと話せるようになって・・・俺ちょっと調子に乗ったのかもな。
俺は・・・。
女の人と楽しく過ごせるような男じゃない。
いつかはそうなればいいけど・・・。
今はまだ・・・そういう時期じゃない。