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もっと夢を見ていたい
第4章 17

病院に着くと個室に案内され
点滴を打たれながら
注意点を説明された。
今後、
子供が出来にくくなる可能性がある事も。
多分最初の診察でも言われたけど
ベッドの上で聞いたその言葉は
今も頭を離れない。
彼は黙って椅子に腰掛けていた。
看護師に呼ばれ点滴台を引きずり
ナプキンと新しいショーツの
入った袋を手渡す。
手術台に寝転んで別の点滴をされる。
『それじゃあ始めますね。』
そんな声が聞こえる。私のなかに
冷たく硬い器具が
入ってきたところで意識がなくなった。
目を覚ますと個室に戻っていた。
ぼんやりと周りを見渡す。
『気が付いた?』
にこやかな看護師。

