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振り向けば…
第15章 今日だけやで…
これ…、マジでやばいやつやん…。
そう言うしかなかった。
フィギュア好きのマニアな男の子がやばい人から逃げる為に逃げ込んだ倉庫にはマネキンがあった。
そのマネキンは女優さんが演じてて、とてもリアルなマネキンという設定になってる。
マニアな男はそのマネキンを自宅持って帰り、マネキンの服を脱がせたり、身体中を弄ったり、お風呂にまで入れるというストーリー…。
ただ、とんでもなくエロかった。
男の子の触り方がとんでもないと思う。
わざとパンティーをまんこに食い込むように引っ張ったり、割れ目をパックリと開いたり…。
実際はマネキンではなく生身の人間である女優さん。
身じろぎ1つする事はないけど、描写がかなり際どいと思う。
修正に至っては最低限…。
芸術的といえば芸術的…。
まさに官能の世界が広がる映画…。
いつもの感覚で悠真を枕にして観てた。
悠真の手が私の髪を撫でてる。
映画の官能シーンの度に私の身体がヒクリと動く。
「もしかして…、来夢も感じてんのか?」
ニヤニヤとして悠真が聞いて来る。
「違うわ…。」
そっぽを向いた首筋に悠真の指先が這ってた。
「なぁ…、したら…、怒るか?」
「したらって…。」
その瞬間にパジャマの上から乳首の辺りを悠真の手に撫でられる。
「やんっ…。」
「来夢も勃ってる…、俺もパンパンやねん。」
サワサワと悠真が私の乳首を弄ぶ。
ホームシアターの画面には男に胸を弄られるマネキンの姿が映ってる。
「ゆう…ま…。」
「させて…、くれる?」
耳を悠真が舐めながら聞いて来る。
拒否しようか迷う前に私の身体が悠真を欲しがってる感じ…。