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振り向けば…
第15章 今日だけやで…
あの時、感じた快感を身体はまだ覚えてる。
「だって…、悠真…。」
「来夢がさせてくれるなら…、2度と他の女は抱かんって約束したるから…。」
それって普通は恋人って言わんか?
「私と付き合うって意味か?」
「あー…、そこはよくわからん。映画のせいで興奮しとるからな。」
どんなんやねん!?
腹が立つけど私の身体も興奮してる。
「今日だけやで…。」
「今日だけか?」
悠真が私にキスをする。
深いキス…。
舌と舌が絡み合い、上顎を悠真の舌にくすぐられる。
「んぁ…。」
「その顔…、興奮する。」
どんな顔?
映画では男がマネキンの胸を舐めたりしてるシーンが見える。
パジャマのボタンが外される。
ゆっくりと悠真の手が肌蹴たパジャマを退けていく。
「相変わらず可愛い乳首やな。」
「変な事…、言うな。」
「俺は好きやぞ。」
そう言うて映画のように私の乳首に吸い付いた。
「あんっ!」
映画のマネキンは動かない。
だけど私は感じちゃう。
パンティー1枚にされるとトランクス1枚になった悠真の膝に脚を開いて座らされた。
「映画…、観れるやろ?」
背中から声がする。
映画なんかもうどうでもいい。
脇から入れられた手が私の乳首を弄び、映画のようにパンティーが食い込むほど割れ目が指先でグイグイと押されてる。
「あ…、あはんっ…。」
「来夢…、クリイキが好きやろ?」
食い込むパンティーの上から確実にクリトリスだけを責められる。
映画の女優は平気だったのに…。
私はひたすら悶えて喘ぐ。
「ゆう…、イク…。」
そう伝えれば、頬でリップ音が鳴る。
イカなければ私が辛いだけだからと悠真が好きなだけイケと言うて来る。