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振り向けば…
第16章 トイレマット…



雨の神戸…。

中華街の近くでまずは車を停める。

着いたのが丁度お昼時…。

雨だから人が少ないと感じる。

いつもなら観光客で賑わう中華街…。

当たり前のように行列が出来る肉まんのお店でもあっさりと持ち帰りの肉まんが買える。


「雨って意外といいかも?」


並ばずにお店に入れるなら雨も悪くないと悠真となら笑える。

中華のお昼ご飯…。


「夜はガッツリと肉を食う!」


肉、肉と騒ぐ悠真に夕べのご飯は肉にしてやれば良かったかなとか考える。

まともなご飯を食べられずにスナック菓子だけで仕事をする悠真だから…。


「お肉もええけど…、野菜とかも食べんと、あっという間にメタボになるで。」


と注意する。


「大丈夫や。お前の飯、野菜たっぷりやんけ。」


そない言うて悠真が笑ろうてくれる。

カレーも豚汁も野菜を多めにしてる。

コンビニ弁当や市販の冷凍食品が嫌いな悠真だから私が悠真のご飯を作る女になってた。


「来夢はいつでも嫁に行けるな。」


ニヤリと悠真が笑う。

誰のとこに?

それは悠真じゃない。


「まずは仕事が優先や。」

「目指せお局様か?」

「お局様とかないわ!現場やぞ。」

「逆ハーレムってやつか…。」


現場は男ばかりだと悠真が冷やかして来る。

ご飯を食べたら港地域へと移動する。

いわゆるショッピングモール…。

お洒落な神戸…。

膝までのフレアのスカートとノースリーブのブラウスを悠真が買うてくれる。


「ちゃんと女の子に見て貰わんと、誰もプロポーズしてくれへんぞ。」

「作業服の方が楽やもん。」

「女だけは捨てんなよ。」


私の頭をポンポンと叩くようにして撫でて来る。


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