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振り向けば…
第32章 その弁当が…
昼前まで眠ってた。
「起きれそうか?」
いつものようにニヤニヤとして私を覗き込む悠真の顔が見える。
腰がまだ震えてる。
「無理…、みたい…。」
夕べの事は思い出したくないと思う。
ベッドのシーツがベタベタとしてる感覚が私のお尻に伝わって来る。
「シャワー浴びてピザでも注文するか?」
悠真が顔を撫でて聞いて来る。
恋人の扱い。
しかも激甘でラブラブの究極の扱い。
だから逃げ出せない。
逆らえない。
「うん…。」
私が頷くだけで私を抱き上げてお風呂まで連れてってくれる。
「来夢…、やっぱりパイパンが可愛いな。」
「言わないで…。」
自分の股間が他人の股間みたいに見える。
「やべ…、また興奮する。」
シャワーを浴びながら悠真がまた勃起させた股間を私の背中に擦り付ける。
「もう無理!」
「なら手で抜いてくれ。」
シャワーを浴びながら何故か私は悠真のペニスを握って扱く。
「そのまま…。」
悠真が私の頬にキスをする。
「ゆう…。」
「イキそうや。」
「イッて…。」
「ああ…、もう少しだけ強く握ってくれ。」
ほんの少し強く握ると悠真が低く呻いて私の腰を引き寄せる。
ビクンと私の手の中で悠真のペニスが跳ねると私のお腹辺りを目掛けて白濁する液体が飛んで来る。
「もう…、いい?」
「来夢もイキたいか?」
「私は要らない。」
まだ足が震える。
悠真が支えてくれないとまともに立てない状況だ。
「来夢…。」
悠真が私の顔を撫でながらキスをする。
なんで私達は恋人じゃないのだろう?
不思議な感覚しか感じない。