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振り向けば…
第33章 俺なんかの為に…



これって、止めたらちゃんと生えて来るの?

そのうちに生えなくなったら悠真に責任を取らせてやるとか思うから深く考える気はない。

結局は悠真の思い通りに悠真好みの女になろうとする私に笑うしかなかった。

外にご飯を食べに行く。


「さて3連休…、来夢はやりたい事があるんか?」


お好み焼きを焼きながら悠真がニヤニヤとして聞いて来る。

悠真任せにしたいところだが自分の意見を言わないと悠真にパイパンまんこを弄られるだけの連休になりそうだとか考える。

ニンマリと笑って悠真に言い返す。


「お弁当を持って出掛けられるところがええな。」

「弁当?」

「うん、久しぶりに作りたくなった。後、連休明けに動物園に行く予定やけど悠真も行くか?」

「誰とやねん?」

「唯ちゃんと。」

「来夢は保母さんか?」


悠真が呆れた顔をする。


「行きたくないなら来なくてええよ。」

「行かへんとは言うてない。」


ふてくされたように悠真が言う。

小さな女の子にヤキモチを妬いてる。


「悠真好みの女の子やからええやろ?」

「俺の好みってまだ幼児やからなんも決まってないやんけ。」

「ロリってだけで萌えるやろ?」

「アホな事言うな。」


どうやら本当の意味ではロリではないらしい。

ただし私にはフェミニンファッションで可愛い系ばかりを望む悠真。

オフショルで膝上までのワンピースなんかはモロに悠真好みのスタイル。

それにレースの網タイツを合わせただけで


「出掛けずにベッドに行きたい。」


とまで言うて来る。

夜はパジャマ…。

サイズはワンサイズ大きめでブカブカのパジャマを着るのが悠真の好み。


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