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振り向けば…
第37章 怖いよ…



仕事はいつも通り…。

人よりも時間が長く感じる私…。

だけど悠真は本当に人よりも長い時間を過ごして来たのだと思う。

誰もが眠ってる時間に1人で暗闇の中で起きてる悠真がどれだけその時間を長く感じたのだろう。

その時間を無駄にしないと誰よりも勉強をして今は仕事をする悠真が居る。

初めて悠真を尊敬する。

だから私はきっと悠真以上の男の人しか恋愛なんか出来ないと思うて笑ってまう。

拓也さんならと悠真は思うてる。

確かに優しい拓也さんなら私を幸せにしてくれるかもしれない。

悠真の病気の事も理解してくれる人だと思う。

それでも私は悠真がええと思うから笑ってまう。

いつか私の気持ちを悠真が理解出来る日が来るかもしれない可能性に賭けてみる。

全く理解が出来ないまま終わってまうかもしれへん。

私の中に流れるぼーそーぞくの血がそれでも構へんと突き進む。

まずは悠真の家族で居てやる。

何があっても悠真と家族で居る事が重要なんだと考えてた。

その週の金曜日…。

私は土曜日まで仕事だから悠真は土曜の夜に来ると言うてた。

明日は悠真が来る日。

私の通い妻が悠真の通い夫に変化しただけの事。

冷凍庫の残飯を冷蔵庫に移さなければとか考えながら私の家に仕事から帰ると私はまた立ち竦む。

玄関の扉のドアノブには知らない紙袋が置いてある。

まただ…。

自分を冷静にするのは得意だ。

そのまま、悠真と拓也さんの2人に連絡をする。

悠真はすぐに駆け付けてくれる。

拓也さんは仕事が終わり次第に来てくれる。


「触ってないよな?」


悠真が私に確認する。

再び紙袋が玄関にあった場合は私は絶対に触るなと言われてる。


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