この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
振り向けば…
第40章 二日酔い…



木村さんと他に知らない人が2人…。


「お待たせ…。」


そう言うてから木村さんが私と内海さんを紹介する。


「中学ん時の同級生なんよ。」

「はじめまして…。」


木村さんの同僚は、まず同期の佐藤さん…。

あまり美人というタイプではなく今やスッキリ美人になった木村さんの引き立て役な感じがする。

そして木村さんの後輩の南井さん…。

この人がちょっとやばい…。


「わぁー、私も小さいってよく言われますけど、森本さんって本当に小さくて可愛いー!」


と甘ったるく黄色い声で周囲の人が何事かと振り返るくらいの声を張り上げる。

如何にも可愛いですという服装にコートにバッグ。

全体がピンク色な南井さんが私の横に並んで来る。

150しかない私と155の南井さん…。

小さい女2人でーすなノリで南井さんが私に腕組みをして歩き出す。

なんで初対面の、しかも年下の女の子に小さいアピールをされてるのだ?

木村さんの同級生だから、今回の女子メンバーで1人だけが年齢の違う南井さんはどうやら私に親近感を持ってしもうたらしい。


「小さいと可愛いってよく言われますけど、実際はかなり不便ですよねー?」

「物干し竿とかに手が届かないからね。」

「あるあるー、自動販売機でも設置場所によったら届かないですよねー。小さい人の事とかもっと考えて欲しいですー。」


小さいアピールな会話にため息が出る。

小さい小さい連呼するな!

私は別に小さくないわい!

と胸を張って言えない自分が情けなくなる。

しかも南井さん…。

小さい割にはちゃんと巨乳で私のコンプレックスを掻き立てる小さな女の子だから、私は南井さんと並んで歩くのが苦痛になる。


/772ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ