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振り向けば…
第40章 二日酔い…



私は建築だからと答えようとした。

その前にせっかちな佐藤さんが


「1人足りないじゃない。」


と島田さんに文句を言う。


「井上が連れて来る約束だろ?」

「来ますよ。電車に乗り遅れたから10分遅刻らしいです。」

「弁護士?」

「そいつは違います。今は僕の顧客で一番金持ちの社長です。」


井上さんと島田さんの会話の中で


「えー?社長さんー?凄ーい。」


と私の隣で南井さんが黄色い声を上げる。

繋がりとしては島田さんは経済学で日下先輩と同じクラスだったらしく、拓也さんとは同じ剣道部だったと言う。


「剣道?島田さんが?」


木村さんが疑いの目を向ける。


「僕…、一応、有段者です。」


木村さんに睨まれると小さくなる島田さんが可愛く見える。

島田さん、頑張れ!

思わず応援したくなる。


「あっ、最後の1人が来たから迎えに行って来ます。」


井上さんがお店の前まで迎えに出た。


「久しぶりだね?あれから問題はない?」


ストーカー事件の事を拓也さんが心配してくれる。


「大丈夫です。」


私は拓也さんの依頼人だから笑顔でそう答える。

拓也さんと初めて出会うたのも合コンやった。

これは運命?

神様がくれたラストチャンス?

頭の中が混乱する。


「お待たせー。」


井上さんが戻って来る。


「嘘やろ!?やめてやー!」


木村さんがそう叫ぶ。

内海さんが目を見開く。


「えー!?今度は何!?」


また島田さんがアタフタする。


「悠真…。」

「来夢…。」


まさかの悠真の登場だった。


「私と森本さんと内海さんは今田と中学の同級生やってばー!!」


木村さんが島田さんに向かって叫ぶだけだった。


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