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振り向けば…
第40章 二日酔い…



ことごとく私の運命は悠真に邪魔される呪われた運命なのかもしれないとか考える。

最後だった悠真は内海さんの前に座る。


「改めて乾杯。」


島田さんが木村さんの顔色を見ながら仕切り直しをする。


「社長さんってなんの社長さんですかー?」


南井さんの黄色い声にイライラとする。

悠真はそんな南井さんをスルーしてから拓也さんに


「あれから問題はないですか?」


とか聞いてるし…。


「うん、僕も今、彼女から問題がないと聞いたところです。悠真君が井上君の顧客だったんだね。」


拓也さんはやはり丁寧に悠真に答える。


「大学ん時から弁護士になったら雇ってくれって今田には頼んでたんですよ。」


井上さんが拓也さんに説明する。


「だーかーら、なんの社長さんなんですかー?」


黄色い声が飛ぶ。


「それは守秘義務があるから僕らからは言えない。」


井上さんが苦笑いをする。


「ねぇ、悠真…、あの新作映画は興味ある?」


内海さんが悠真に話しかける。


「あー、この前公開のやつか。」

「そうそう、まだ観てないならお正月に行かない?」

「そうやな…。」


さすが元彼女は悠真の好みをご存知だ。

ただただ、黄色い声にイライラとして私は飲めないチューハイをチビチビと飲み続ける。

佐藤さんと松山さんは何故か釣りの話で盛り上がり、木村さんと島田さんは会社の仕事で島田さんがまたミスをしてたと木村さんがお説教をする形で盛り上がりを見せている。

悠真と内海さんは役者の話…。

話に入れない南井さんが


「拓也さんって、あの俳優の拓也さんと同じ漢字で書くんですかー?」


と更に黄色い声を上げる。


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