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振り向けば…
第41章 ただいま…



私の上で1時間以上も動き続ける男。

もう私の意識の限界だと思う。


「イッて…、悠真もいっぱいイッて…。」


私だけがイカされて終わりとか、もう嫌だ。

翌朝に愛されてない自分に泣くのはもう嫌だ。


「イッたるから、もう少し我慢しろや。」


耳元でそんな言葉を囁く。

ゾクゾクとする。

愛されてる。

愛してるからイッてくれる。


「ああっ…ゆうっ!」


私の背中がうねると悠真が私を抱きしめる。


「イクぞ!」


しっかりと私に聞こえるように悠真が叫ぶ。

悠真の射精を感じる。

私の子宮がそれを感じて収縮する。

悠真の子供を私の身体は求めてる。

だから腰から下が動かなくなる。

今はまだ無理な欲望…。

まだ仕事を辞めたりは出来ない。

何よりも、出来てしまったから悠真と結婚しますなんて事はしたくない。

悠真は運命で子供が出来たらと考えてる。

私は悠真自身に私を恋人だと認めさせる事が大事な事だと考えるだけだった。

悠真が鼻歌を唄ってた。

私が好きな歌…。

何があっても前を向いて進もうという歌詞。

その歌を聞くたびに私は悠真と進みたいと思いながら悠真の腕の中で眠る。

もうクリスマスイブ…。

恋人の時間は短いけれど、その一瞬があれば私は生きていけると確信した。

深夜に悠真が動くから目が覚めた。


「悠真…?」

「悪い、起こしたか?」


悠真がベッドから出ようとする。


「どこ行くねん?」

「……トイレ。」


嘘だと思う。

眠れないから、その間に色々とやろうとする悠真。

きっと去年のクリスマスも私の着替えや自分の着替えを取りに行ってたのだと理解をした。


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