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振り向けば…
第41章 ただいま…



少しづつでも睡眠時間を増やして欲しいと思う。


「今…、何時?」

「もう10時やから、朝食もルームサービス取るか?」

「チェックアウトしてからご飯を食べに行こう。」


そう言いながら勃起する悠真の肉棒を握ってやる。


「来夢…。」


私の頬にキスをする。


「挿れて…。」

「来夢が濡れてからな。」


優しさは変わらない。

激甘も変わらない。

悠真が私の股間へと手を伸ばした瞬間だった。


ギュルギュルルル…。


何事が起きたのかと思うた。


「悪い…、腹が減って…、萎えた。」


バツの悪い顔をした悠真が言う。


「お腹…、空かない体質って言わんかったか?」

「来夢と食う時は腹が減るんや。オカン飯やと食欲失くすけどな。」


要するに気持ちの問題なのだ。

私となら眠れる。

私とならお腹が空く。

病気なんかじゃない。

悠真の気持ちの問題だけ…。

ケラケラと笑いながらお風呂へ向かう。


「ルームサービス頼んどいて…。」

「任せろ!」


ムードはない。

色気もない。

ストレートな関係だからこそ、悠真は私だけを特別扱いする。

悠真を腫れ物のように扱う人達とは違うから…。

同情はしない。

アホの悠真として私は扱う。

シャワーを浴びて着替えを済ませてお風呂から出れば立派な朝食が届いてる。


「食べたら買い物して帰ろう。今夜は悠真の好きなハンバーグを作ったるから。」

「あざーっす。」


変わらない関係。

私と悠真は親友で家族。

それは絶対に揺るがない関係なのだ。

だから焦らない。

だから傍に居る。

いつか2人が本当の意味で結ばれる日が来ると信じて努力するしかないと思うたクリスマスイブだった。


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