この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
振り向けば…
第45章 臭いよ…



そこからの話はおばちゃんにも問題があるのだと悠真が言う。

萌奈さんはあくまでも仕事のアシスタントに雇うたはずなのに、事ある事におばちゃんが萌奈さんを連れて買い物に出掛けたり萌奈さんに料理を作らせたりする為に本来の仕事が全く捗らなかったらしい。


「だから嫌味のつもりで来夢の卵焼きの方が旨い言うたけど、萌奈にはその嫌味が通用せえへんし、洗い物で時間が取られるなら食洗機くらい買うて時間短縮するくらいええやろと思うただけや。」


あくまでも効率の為だと悠真が言う。


「けどな、あの日、俺が帰ったら萌奈の奴が風呂に入ってて、挙げ句に寝ます言うたんや。」


その後は萌奈さんに何しにここに来てるんやと悠真は言う羽目になったらしい。

悠真の言葉に泣き出した萌奈さんを庇うようにおばちゃんが


「アシスタントに来てるんやから、料理してくれるだけでもありがたいと思えや。」


と言うた。

それに対する悠真の答えが


「料理だけのアシスタントやったら始めっから俺は来夢に頼んでる。」

「来夢ちゃんが妹感覚やからって甘えんな。」

「甘えてない。そもそも俺は来夢を妹やとは思うてない。だからこの先は来夢との関係を俺は真面目に考えるつもりなんや。わかったらオカンもさっさと藤井さんのところに行けや。」


そない言うておばちゃんとは派手な親子喧嘩をしたらしい。

その翌日には萌奈さんが


「私に悠真さんの面倒を見てくれ言うたのは悠真さんの方じゃないですか?一体、私の何がいけなかったのですか?」


と泣きわめくのを聞く羽目になった悠真。

おばちゃんは仕事で居ないからと悠真は


「昨日も言うたけど飯を作るだけのアシスタントなら俺には必要ない。俺にはちゃんと来夢が居る。だからこれ以上、俺の仕事の邪魔をするならこの家から出て行ってくれ。」


とだけ言うた。


/772ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ