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振り向けば…
第50章 寝るな…
結局は悠真が私に折れてくれる結果…。
「寒くないか?」
「だから悠真が居らな寒いんや。」
無理矢理にでも悠真にしがみついて寝る事になる。
この先は私が居ない日はどうなる?
私の不安が悠真に伝わる。
悠真には何故私が不安がるのかがわからない。
だから私の頭にキスをしたまま私の身体をぎゅっと抱いて落ち着かせる。
「おやすみ…。」
悠真の声がする頃には私は2度目の眠りにつく。
暖かい夢を見たような気がする。
ふわふわとして雲の上で遊んでる様なそんな夢。
気持ちええかも…。
その気持ち良さに全身を委ねて力が抜けていく。
ジュルッ…。
派手な水音に身体がビクリと跳ねた。
「んはっ!?」
あかん快感で目を見開く。
一気に頭まで突き抜けたオーガニズムの快感。
「んあーっ!ああっ!」
何が起きたのかとは思うのに脚を開き腰が浮く。
「悠真っ!」
「起きたか?」
朝っぱらからご機嫌で私のまんこをクンニする悠真を蹴飛ばす羽目になった。
「朝は気持ち良く起こしたろうと…。」
「すんなっ!ボケッ!」
「来夢さん…、乱暴や…。」
朝っぱらから変に身体が疼かされてるとかお断りだと思う。
寝不足だ…。
しかも悠真の愛撫責め…。
体力がもつのかが心配になる。
「来夢…、卵…。」
悠真が私に生卵を割ってくれと懇願する。
何故か卵が割れない悠真。
自分で割ると殻が入って食欲を失くすという変な癖がある悠真は卵かけご飯を食べたいからと、それだけで私を呼び出した事もある。
ため息で悠真の卵を割ってやる。
「あざーすっ。」
悠真は卵かけご飯で朝から3杯目のご飯を掛込みご機嫌の様子を見せて来る。