この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
振り向けば…
第51章 有り得ない…
始めは、そりゃ、私だってノリノリではあった。
新しいベッドで悠真が私の顔中にキスをする。
まだ10時を過ぎた程度の時間だから、ちょっとくらいのイチャイチャはあっても良かろうという気分。
「ゆう…。」
「可愛い顔、見せろや。」
悠真がパジャマの上から私の胸をまさぐり出す。
「あかんて…、おばちゃんも居るんやし…。」
「オカンはもう関係がわかっとるからええやんけ。」
段々とムキになる悠真を感じる。
「明日も仕事やし…。」
「やかましい…。」
問答無用で悠真が私の口を唇で塞いでまう。
いや…。
マジであかんやろ!?
ジタバタする私にお構い無しに手慣れた手付きでパジャマのボタンを外して来る。
この野郎…。
卵が割れないほど不器用なくせに、こういう事だけはやたらと器用な手付きを見せやがる。
「悠真っ!」
「もう、無理…。」
首筋に悠真の舌が這い、胸を揉みながら指先が乳首を摘んで刺激する。
「やっ…。」
「可愛く乳首を勃起させといて拒否か?」
「だから…、ダメ…。」
「いちいち、オカンとか気にすんな。」
そう言われても私は悠真じゃないから気になって仕方がない。
自分の口を両手で塞いでニヤニヤと意地悪に笑う悠真の成すがままにされてまう。
「どこまで我慢出来るんだかね。」
そう言うて悠真が私の乳房を握り、突き出た乳首を舐め回す。
「んっ…、んっ…。」
敏感です…。
弱いです…。
だから必死に声を殺して悠真から逃げる余裕がありません。
「や…、悠真…。」
「こっちも舐めて欲しいからか?」
アッサリとパジャマのズボンがパンティーと共に脱がされた。
身体が小さいとは不便である。
必死に抵抗したところで体格の良い悠真には囁かな抵抗にしかなってない。