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第56章 仕事やから…

いつだって、そういうやり方をする人だ。

はしゃいで興奮する私をゆっくりと愛してくれる。

私を抱きかかえたまま背中を撫でて腰を撫でる。

顔のキスは首筋へと降りて行き小さな乳房まで来るとその先っぽで甘噛みに変わる。


「んっ…。」


成すがまま、悠真の愛撫に自分を委ねる。

明日の事は考えたくない。

今が幸せならそれでええと開き直る。

腰にあった手はお尻を撫でてから私を膝立ちにさせて太股を撫でて来る。


「ゆう…。」


脚を少しだけ開く。

太股を撫で上げる悠真の手が私の陰部に触れて来る。

ゆっくりとソフトな指使いで私のまんこの縦筋に沿って指先が蠢き筋の中へと入ってく。


「くはっ…。」


自分の股間でぬるりとする感覚を味わう。


「一段とぬるぬるやな。」


舌で私の乳首を弄びながら私の膣周りに指先での愛撫を繰り返す。

ゆっくりと円が描かれる度に身体が硬直して腰が震え座り込みそうになるのに悠真は私を膝立ちにしたまま私のまんこを撫で続ける。

ほんの一瞬だけ指先がクリトリスに触れた。


「あんっ…。」


私の喘ぎに指先はすぐクリトリスから離れてまう。


「ゆう…。」

「どうされたい？」


悠真がニヤニヤとしやがる。

お強請りの強要。


「触って！」

「可愛くねぇよ。」


悠真が口を尖らせる。

こういう部分は面倒臭い男かも？

その気にさせる必要がある男。

それがなければ、一瞬で素に戻る悠真。

仕方なくベッドに仰向けになり、自分の内腿を抱えてＭ字に開脚する。


「見える？」

「来夢のまんこがモロに見える。」

「触って…。」


私の望みは聞く約束。

悠真は約束は守ってくれる。