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振り向けば…
第59章 サイズがな…
「ゆう…。」
「秋の大型連休は広島な。」
そう約束をしてくれる悠真にキスをする。
結婚をしてもこの人は変わらない。
少しづつお互いが変わる事はあっても私が振り向けば必ず私の傍に居てくれる部分は変わらない。
「あっ…。」
悠真が妙な声を出す。
「どないした?」
悠真の顔を撫でて聞いてみる。
「勃起した…。」
「ふざけんな!」
「ふざけてないぞ。来夢さんの水着姿を弄り倒すとか想像したらビンビンや。」
「止めろ!」
変態から逃げてベッドルームからテラスに出る。
小さなプライベートプールとプールサイドにカウチが見える。
「青姦や。」
悠真が嬉しそうに私をカウチに押し倒す。
「止めろ!変態!」
「無理…、修学旅行で一番やりたかったのは来夢を抱く事やったからな。」
チューブトップのビキニをズリ下ろして悠真がいきなり私の乳首にむしゃぶりつく。
「ゆう…。」
「どうせ、泳がれへんから泳ぐ気はないくせに…。」
ビキニからはみ出た乳首を悠真が指先で弄り回す。
「くはぁ…。」
「敏感…、感じるんか?」
「だって…。」
「お前に下手くそとか言われたら凹む。」
今更の事を悠真が言う。
他の女の子とチャラチャラとばかりしてた悠真。
今更、全てが私の為とか嘘臭いとか思う。
「嘘付き…。」
「嘘ちゃうぞ?」
「なら、いつからが私と悠真は恋愛してた?」
「会うた時から…。」
「やっぱり嘘付き…。」
「嘘ちゃうって、そう思わなお互いが嫌な気分になるやんけ。」
恋愛をする上において悠真には普通の人の感情の理解が出来ない。
それでも私と居た普通の生活の全てが私との恋愛の全てだったと悠真が言う。