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ハプニングは突然に【完】
第1章 雨のバス
そんなとき


「ピンポーン。」


という、バスの停車を知らせるボタンの音が鳴り響き、私は我に返った。



そして、身体をおもいっきり動かしたのだ。



今まで抵抗せずに、痴漢をされていた女が急に抵抗して驚いたのか、痴漢さんの手はあっけなく放され、



私は服を整えて、降りるバス停ではない場所でバスをそのまま降りた。




慌てたせいで、傘を車内に忘れてしまったことに気付いたけど


雨が小降りになったお陰で、あまり濡れることもなく家まで戻ることが出来た。




バスを降りてから、車内の方に目を向けることが出来ず



びっしょりと濡れてしまったショーツと、穴の空いたパンストが、私がその行為をされたことを実感させてきた。



会社の上司には


「社に向かう途中で具合が悪くなって、本日は有給を取得してお休みしたいんです…。」
と、電話で申し出て、そのまま休むことにした。


急な申し出にも関わらず、上司は心配してくれて

「いつもがんばり屋な君なんだから、今日はゆっくり休みなさい。」

と、優しい言葉を掛けてくれた。


火照った身体のまま、家にたどり着き、シャワーを浴びた。



先程のことを思い出して、身体が熱くなっちゃうよ…。




爽やかさんの厭らしい手付き。



あのまま、指が入っていたら…



ううん、更に爽やかさんが私の秘部を舌で舐めたり、大きなものを膣に入れてきていたら…。



そんな想像をして、気付くと自慰をしてしまい、風呂場のなかで私はイッてしまった。


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