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ありがとうを君に…
第2章 同窓会
「俺さ、恥ずかしいけど付き合った事ってあんまなくて、どうしていいかわかんなくてさ…友達が付き合ってて、週2でいいだろうって彼女に言ってたから、俺もそのまま言ってみただけで」
何それ…てか、イメージがちょっと違う
「ねぇ、ちょっと聞いていい?大野って遊び人って聞いたんだけど」
「俺?誰が言ってんの…俺、遊び人じゃないけど…ダレダヨ、ソンナコトイウヤツ」
あっ、ブツブツ言ってちょっとイラッとしてる
「とにかく、俺は別れたくないから」
「じゃ、次いつ会う?」
「決まってるだろ、明日も明後日も、会いたい時に会う」
「フフッ…そうなの?じゃ、もう少し彼氏と彼女やってみる?」
「当たり前だろっ」
もしかしたら、本当に遊び人じゃないかも…
「じゃ、今からどこ行く?」
「決まってるだろ、2人っきりになれるとこ」
「そうなの?じゃ、いっぱい仲良くなれる所行ってみる?」
「喜んで!俺でいっぱいにしてやるよ」