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ありがとうを君に…
第3章 結婚
翌朝、休日の誠一は、昨日の事は忘れている
かのように、笑顔で朝食を作り、テーブルに
並べていく
「あっ、ご飯作らせてしまって、ごめんなさい」
「大丈夫、大丈夫!さっ食べよう」
「じゃ、いただきます」
「……いただきます」
「昨日はごめんね、怖がらせてしまったよね
もう、あんな事しないから、だから仁実も
あんまりダラダラしすぎないようにね 笑」
「……うん」
昨日の事…本当は夢だったのか?って
思ってしまう
大丈夫かな…私
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今日から3月、早いな……
来週、私は結婚する
前日は、実家に帰って母と一緒に過ごし
実家から式場に向かう事にしている
お母さん、23年間、私の事大切に育てて
くれて、本当に有難うございました
私、幸せになるからね
きっと幸せになれる
そう、きっと……