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ありがとうを君に…
第4章 孤独
休みが終わるのは早い…
もう月曜日、また一週間が始まる
朝、誠一と出勤…挨拶をしに行くと
お父様の第一声は
「何で土日出てこなかった?」
だった
土日、仕事じゃなかったよね…私達
休みだったよね?と、突然パニックになる私
「すっ、すみません」
つい、謝ってしまった
「顔見せるだろうと待ってたのに、全然
出てこんから…」
「久々の休み、ゆっくりしたかったから」
と、誠一が言うと、納得してくれたのか
「そうか…」
でも、その言葉はこの日だけではなかった
次の週も、また次の週も……
月曜日の朝は、毎回同じ事を言われる
もう、ストレスでしかなかった
ストレスにならない為にどうするか
毎週、言われない為にどうするか…
結果…土日も顔を出す事になった