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ありがとうを君に…
第4章 孤独

数日後、静岡にいる誠一の友人から電話
結婚する事になったから来て欲しいとの事

こっちにいる友人5人で新幹線で行くように
決めたみたいだった

久々の旅行気分で、誠一も楽しそう

そして仕事中、また誠一がいない時に
二人して私の所へ

「今度、結婚式で静岡まで行くって聞いた
けど?それってグリーンで行くの?
グリーンはぜいたくでしょ!普通でいい
のよ、普通で!そう言いなさい」

「ちょっと待って下さい、私は何も聞いてません
グリーンか普通かはこちらで決める事ではないと
思います。
友達みんなで、行く人達で決める事じゃ
ないですか?」

「だから、そうならないようにあの子に言って
みんなに言わせなきゃいけないのよ!」


いったいどこまで首を突っ込むつもり
なんだろう…なんか、もう嫌だ

私、外に働きに出たい…もうここは嫌だ
夜、食事中にでも誠一に相談してみようかな…

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