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ありがとうを君に…
第4章 孤独
仕事中は普通にし、家に帰ると誠一はご飯を
食べてパチンコに行く
そして、閉店と共に帰ってくる…
そんな毎日の繰り返し
仕事でも、家庭でも、私はひとり…
ずっと、ひとりだ…
もちろん、夫婦生活は…ない
どれ位してないんだろう…
結婚して1年が過ぎた頃から、お父様に言われる事
「子供はまだか?仁実さんがまだ遊びたいと思って
いるから、出来ないんだろう」
耳を疑った、誠一ではなく、私だけが悪い…
こんな事、平気で言う人がいるなんて
そして、4年が過ぎた今、私と二人になった時は
毎日のように、必ず言われるようになった
苦痛でしかない、もう別れたい…誠一と別れたい
私はひとり決意し、実行する為に少しずつ行動を
開始した