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ありがとうを君に…
第7章 出会い

確かにそうだ…私が倒れれば、それこそ大迷惑
だよね

ここで初めて、頼っていいんだ、辛い時は
看護師さんにお願いしていいんだと教えてもらった


次の日、先生が病室に…

「どうですか?」
「…大丈夫です」

「あまり、無理はしないように…それと、今回の
病気は、命に係わるような病気ではないので
安心してくださいね 笑」
「あっ…ハイッ…////」


あとで誠一に聞くと、N病院で手に負えないと
言われた私の落ち込みが気になり
酷い病気では?と、聞いてくれていた
らしい

「プッ…それでかー」
ついつい笑ってしまった


入院した夜、少し食べて吐いてしまった私は
食べるのが怖くなっていた
でも、本当に食欲もないのだ

点滴はずっとしたまま、起きると気分が悪く
なり、とにかく横になっていた


入院して1週間、私は変わらず食欲もなく
ほとんど食べれない
先生は毎日病室に来ては様子を見て声を
掛けてくれる

初めて先生を見たあの時とは別人のようだ

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