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ありがとうを君に…
第9章 デート
「ホッ、ホントに?でも、私が入院している間
だけなんですよね?私が退院したら、もう会う
事もないんですよね…」
「ハハハッ、仁実、何言ってるの?そんな訳
ないよ、私がずっと…ずっと仁実の事好きなの
わからなかった?私はきっとバレバレだと思って
いたんだけど…」
「そっ、そうなんですか?私、鈍感なんですかね?
すみません…ごめんなさい」
「早く元気になって、退院して外でいっぱい会える
ようになろう!さっきの歩き方を見た感じだと
退院ももう近いよ、あと少しだ」
「先生、本当に?退院しても会えるんですか?
メールもしていいんですか?」
「ハハハッ、そんなの当たり前じゃないか…
ずっとする為に交換したんだろ?」
「はいっ…////」
「これからは楽しい事ばっかりだよ、今はとにかく
退院に向けて頑張ろうな!」
「はい!」
また2人の唇が重なり、ギュッと抱きしめ合う…
この幸せな時間…ずっと続いてくれたらいいのになっ