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[改]プラチナ
第1章 プラチナ
奥二重の大きな目、筋の通った形の良い鼻、少し厚めのセクシーな唇。
顎のラインがすっきりとした面長に、ベリーショートの黒髪。
その顔が間近にあり、不覚にもドクンッと胸が高鳴る。
……あ、
僕の背中にあった大地の手が、僕の後頭部へと移る。
そして、少し襟足の長い僕の髪を指に絡ませ、愛しそうに梳く。
「……玲央」
僕の鼻先にかかる、大地の吐息。
期待に気持ちが昂ぶり、顔が熱くなっていく……
……ん、
少し開かれた大地の唇が此方に迫り……柔く瞼を閉じる。
……大地……
トクトクと心臓が速く打ち、指先が痺れる。
期待に胸を膨らませ、顎を少しだけ突き出す。
「……」
……すー、すー、
静かに聞こえる寝息。
と同時に、僕に触れていた大地の手が外れる。
瞼を少しだけ持ち上げると、大地の意識はもう別世界へと旅立っていた。
「……っ!……大地のばかっ!!」
そう言い放ち、眉尻を吊り上げた僕は、さっと大地から身を離した。
……もう、知らない。
大地の、バカ……
顎のラインがすっきりとした面長に、ベリーショートの黒髪。
その顔が間近にあり、不覚にもドクンッと胸が高鳴る。
……あ、
僕の背中にあった大地の手が、僕の後頭部へと移る。
そして、少し襟足の長い僕の髪を指に絡ませ、愛しそうに梳く。
「……玲央」
僕の鼻先にかかる、大地の吐息。
期待に気持ちが昂ぶり、顔が熱くなっていく……
……ん、
少し開かれた大地の唇が此方に迫り……柔く瞼を閉じる。
……大地……
トクトクと心臓が速く打ち、指先が痺れる。
期待に胸を膨らませ、顎を少しだけ突き出す。
「……」
……すー、すー、
静かに聞こえる寝息。
と同時に、僕に触れていた大地の手が外れる。
瞼を少しだけ持ち上げると、大地の意識はもう別世界へと旅立っていた。
「……っ!……大地のばかっ!!」
そう言い放ち、眉尻を吊り上げた僕は、さっと大地から身を離した。
……もう、知らない。
大地の、バカ……