この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
閃光
第1章 閃光
「……」
何処か、似ている……
もっと表情豊かに笑い、温かく柔らかい雰囲気ではあったが
どことなく、かつての恋人に……
凛を目の前にし、真翔の胸がドクドクと高鳴ってゆく
震える指先……
そっと親指を退け、三日月程に薄く瞼を閉じ、唇を寄せる
冷たい……
熱を持つ真翔の唇が触れると、冷えた凛の唇は火傷をしたかの様にビクッと反応し、少しだけ引く
しかし直ぐに無反応に切り替わり、睫毛を少し下げ、魅惑的な唇を少しだけ割ると、再びキスを待ち構えた
「………」
真翔は再びそっと唇を押し当てる
柔らかい……想像以上に気持ちいい感触に、真翔は更に深い所へと求めてしまう
唇の隙間から舌先を忍ばせれば、それをすんなりと受け入れてくれる
ねっとりと絡む粘膜と粘膜……
くちゅ、と小さく淫らな水音が、空に響く花火の音を遠ざける
……はぁ、…はぁ、
少し離れてはまた絡め
熱い息が交わる
まるであの日をやり直したかの様に、真翔の心が次第に満たされていく……
真翔の左手が凛の後頭部を包み
強く引き寄せると
より深く凛の腔内を舌で愛撫する
もう後悔など、しない様に……
深く、深く……
何処か、似ている……
もっと表情豊かに笑い、温かく柔らかい雰囲気ではあったが
どことなく、かつての恋人に……
凛を目の前にし、真翔の胸がドクドクと高鳴ってゆく
震える指先……
そっと親指を退け、三日月程に薄く瞼を閉じ、唇を寄せる
冷たい……
熱を持つ真翔の唇が触れると、冷えた凛の唇は火傷をしたかの様にビクッと反応し、少しだけ引く
しかし直ぐに無反応に切り替わり、睫毛を少し下げ、魅惑的な唇を少しだけ割ると、再びキスを待ち構えた
「………」
真翔は再びそっと唇を押し当てる
柔らかい……想像以上に気持ちいい感触に、真翔は更に深い所へと求めてしまう
唇の隙間から舌先を忍ばせれば、それをすんなりと受け入れてくれる
ねっとりと絡む粘膜と粘膜……
くちゅ、と小さく淫らな水音が、空に響く花火の音を遠ざける
……はぁ、…はぁ、
少し離れてはまた絡め
熱い息が交わる
まるであの日をやり直したかの様に、真翔の心が次第に満たされていく……
真翔の左手が凛の後頭部を包み
強く引き寄せると
より深く凛の腔内を舌で愛撫する
もう後悔など、しない様に……
深く、深く……