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姦譎の華
第19章 19
「う、……え、なに? ちょっとっ……や……」
「ほらっ、這うんですよ。澄ましたっ、カッコで……、してもらおうなんてっ、甘い考えは、やめてください」
「あっ……!」

 突っ張っていた両腕を後ろから払われ、多英はマットレスに顎を打った。クッションは痛みを感じさせなかったが、絶頂直後な上に、気色悪いなりに恭しかった矮男に手荒に扱われ、再び腕を伸ばし体を持ち上げるだけの気力は戻らなかった。

「あーあー、これはまた、たっぷりと出されてしまいましたねえ」
「……くっ」

 背後を晒した姿勢になると、おのずと牝丘は後ろに差し出される。室灯に照るヒップに湿った鼻息を浴び、稲田が牝唇近くに臨んでいると自覚していながら、島尾の吐精はあまりにも多く、羞恥に慄く襞道の泄流を堰き止めることができない。

「ほら、もっと脚を開かないと。キレイな御々脚が穢いザーメンで汚れちゃいますよ」
 拳を握りしめて膝の間隔を取ると、ポタッ、ポタッ……という滴下がマットレスを伝わってきた。「ほらほら、出てくる出てくる。本当はナマもルール違反なんですけどね。アソコを締めてもっと出してくださいよ。それとも、せっかく中出ししてもらったから勿体ないんですか?」
「そんなっ、わけ……、……あっ」

 脚の生い根とヒップとの境、とりわけ肉付きの良い辺りに親指がめりこみ、開くところまで開かれた。

 ボトトッ──

 床を伝わってくる音が、耳を塞ぎたいものへと変わった。
 あまりの恥辱に脳が蒸発しそうで、

「も、もういいでしょ……」
「いやいや、まだ出てますから。あーあー、糸引いてる。オマ×コがムニムニ動いて、とてもエッチだなぁ……」
「だからっ……、……も、もう、出し……、出し終わったわっ!」

 正直、身の中にはまだ残っているのかもしれなかった。しかし変態男の顔前に姦されたばかりのヒップを差し出し、滴を排出する様子を実況されるなんて、凡常な羞恥心さえ持っていれば許すべくもなかった。

「本当かなあ。……調べてあげますね」
「……っ!」

 しかし稲田は引かなかった。
 湿った鼻息が谷底へ吹き込み、ムキ出しの花弁にそよぐ。
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