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旧家のしきたり
第3章 最初の試練
美穂の白い肌が、ほんのり赤く染まっていく。

太腿の締め付けも徐々にゆるくなっていく。

股間を愛撫する清さんの指が、水を得た魚のように動き回り、奥へと進んでいった。

クチュ、クチュ、クチュ……。

粘りつくような卑猥な水音が聞こえてきた。見ると、清さんの中指がもう半分くらいまで、美穂の中に入っている。

「お嬢様、濡れてきましたね」

「…………」

美穂は答えず、恥ずかしそうに頬を染めると、顔を横に伏せた。

頃はよしと踏んだのか、清さんは、「失礼します」と言って、美穂のすらりと伸びた脚を両ひざの裏側から持ち上げ、そのまま裂くように左右に開いた。

「いやっ」

美穂は、顔を真っ赤にして必死に脚を閉じようとしたが、男の力にはかなわない。女性のもっとも恥ずかしい部分が、清さんの前に晒されてしまった。

美穂の場合、陰毛が薄く、割れ目の周りには毛がほとんど生えてない。普段は慎ましく一本の筋になっている。そこが今はしっとりと潤いを帯び、桜色の襞肉をのぞかせ、誘うように妖しく息づいている。

清さんは、両手を美穂の股の付け根に添えると、人差し指と中指を使って秘唇を左右に拡げ、奥を覗き込んだ。

「美しい。きれいなピンク色をしている。お嬢様は、ここも最高ですね、坊ちゃん」

興奮した声で言いながら清さんは、喰い入るように美穂の羞恥の部分を見つめていた。

「ここも可愛らしい」

清さんが美穂の敏感な蕾に触れた瞬間、

「あんっ」

小さな叫び声とともに、美穂の身体がビクンと震えた。清さんはニヤリと笑うと、

「ここがいいんですか?」

そのまま美穂の股間へ顔を埋め、固く尖った蕾を舌でペロリと舐め上げた。

「だめっ」

美穂が悲鳴を上げた。縛られた身体を反らしながら必死に腰を振り、なんとか清さんの責めから逃げようとするが、清さんは、美穂の両腿を腕で抱え込み逃がさない。蛭のように美穂の股間に吸い付いたまま、舌を盛んに動かした。

「ああ、いやっ」

美穂の整った顔が辛そうに歪む。

ピチャ、ピチャ、ピチャ……。

清さんの口元からは、猫が水を飲むときのような音が聞こえてきた。
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