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助けて兄ちゃん!! 妹受難物語 スクール水着は絶・対・絶・命
第2章 妹は旧型スクール水着が似合いまくり
「ごめんね、せっかく寝てたのに。でも、兄ちゃんがくれたお小遣いでのおかげで、水着買ったから、見てもらいたくって…。来週からプール授業始まるから、それで…」
恥じらうように手を後ろに組んで、もじもじしつつも、ホントの羞恥心を知らない妹は、微かにぽつちゃりの女児体躯を左右に軽く揺すり上目遣いに素直な瞳を向ける。

(小遣いってなんだっけ、ああ、あの2千円の事か)
留年必至ニート紛いの大学生とはいえ、バイトだけはしている。先週、可愛い桃色の財布の中身を前にため息をついていた妹に、意気揚々と大奮発して『野口英世先生』を二枚進呈したことを思い出した。

「ほら、去年までの水着破れちゃったでしょ。ちょっと古いんだけど、学校の近くのスポーツ用品店で1,080円だったから」
それはワンピース型の、旧型スクール水着だ。太腿が露出し、なだらかなビキニラインが特徴的で、ある意味これ以上少女のエロスを際立たす衣裳は無いと、大樹は断言できる。
(ヤ、ヤバいよ、沙羅ッ、その水着は!! 去年までのスパッツ型だったら、我慢の仕様もあるってもんだけど、その旧スク姿は犯罪でしょうがあぁぁ~~ッ!!)

ロリコン兄貴が興奮するのも頷けるほど、沙羅のスクール水着姿は可愛い。確かに所帯じみたデザインだが、それがかえって微かに膨らみかけた乳房に、緩やかな女体ライン、昔のブルマを彷彿させる股間ラインを際立たせるのだ。
(スポーツ店主よ、よくぞ、この水着を我が妹に販売してくれたああぁぁ―――ッ!!)
大樹は、心の中で握り拳を突き上げた。
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