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性歓寄宿舎【天使編】
第2章 国立寄宿舎へ…
7月1日朝、流美は、自宅を出て、列車に乗った。
「ああ~!楽しみだ~~!りんかん、りんかん、りんかーん!」
もちろん声を出してるのは、流美ではなく、天使ちゃん(ほとんど堕天使)ルミである。だから、すれ違う人や、近くの人には聞こえない。
ただ、この卑猥な声、流美が昨夜寝床に入った時から、延々と続いている。ルミが理性を保っているときはいいんだが、ちょっとぼうっとするとすぐに聞こえてくる。

だから寝入りばな、ぼうっとすると、耳元で
「りんかん、りんかん、りんかーん」
と声がするんで、うるさかった。
ただ天使ちゃんの声は、なぜか子守唄のようにすーっとルミの頭に染み入ってきて、あまり気にならずそのまま眠っていた。
しかし、さすが天使ちゃんだ、流美は、トンデモな夢を見た、いや見させられた。

「キャーっ!やめてーっ!こっち、来ないでーっ!」
寄宿舎の一室で、流美は、男子たちに追いかけられている。
しかし男子たちの足は速く、流美はあっという間につかまり、寄ってたかって服を脱がされる。
気がつくと、まんまるい大きなお乳をプルプルとあらわにした、一糸まとわぬすっ裸。
「ああー、流美ちゃん、おっきいお乳」
「流美ちゃん、かわいいおしりー」
「流美ちゃんのアソコ、きれいなピンク色―」
と男子たちは、流美のお乳やおしり、そしておマンコに、同時に手を伸ばして弄(もてあそ)んでくる。

「ああ…、あたし、どうなっちゃうの~~?」
すると男子のひとりが
「うー、たまんねえー」
と言って、流美のおマンコにチンポを…。

ハッと気づくと、流美は、列車でうたた寝をしていた。
夜じゅう、男子たちに輪姦される夢を見て、そして今も、うたた寝なのに夢を見た。
「もう…、なぜこんな夢ばかり、見せるの?」
「いいじゃん。流美、けっこう濡れてたし。いい思いしてるんじゃ?」
「んなわけ、ない…」
実は、今もパンティーがぐちょっとなってしまったので、ガン否定できない。
「いきなり輪姦されたら、ショックだろ?だから、予習してもらってるんだよ」
「もう…」
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