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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第14章 春が来た
「香菜さん、電話です(笑)」
派遣ちゃんがカウンターから子機を持ってそう言った。
あ・・・・。
私はカウンターの方に歩いて言って・・・。
「誰から???(笑)」
そう聞くと・・・。
「相田さんです(笑)」
ウゲッ・・・・。
恐る恐る・・・・子機を受け取って・・・・。
ニッコリ笑うと、派遣ちゃんもニッコリ(笑)
・・・・・・。
「お電話代わりました、茂木です!!!」
電話に出ると・・・。
『何回も携帯にかけてるんっすけど?』
へっ?!
えっ・・・。
「ア・・・ッ!!!ごめんなさいっ・・気付かなかったです・・・・。」
慌ててポケットに入れていた携帯を見ると・・・確かに相田君から何度も電話。
ウッ・・・。
『お前今日何時まで横浜居るの?』
え・・・・。
「あ~・・・後30分くらい・・・終わったら直で帰ります・・・。」
『今日はどちらに帰宅すんですか~???』
私は周りを一回見て・・・店内を歩き・・・・。
「何でそんなこと聞くの??・・・そういう話しは携帯で~・・・」
『お前が出ねぇからだろッ????』
はっ・・・。
「そ・・・そうでした・・・。あ~・・今日は横浜に帰ります・・・。」