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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第24章 崩れ出す何か
相田side
一回戻ったけど・・・・やっぱり気になって・・・また戻ってみたら香菜が一人で歩いていた。
直ぐ出てきたんだと本当は少し安心したけど、その分本音をぶつけてしまう。
香菜が岩田さんとどうこうしようと思ったなんて思わない。
だけど・・・・。
無性にムカつく。
「相田君・・・私が岩田さんと何かするとか思ってるの???」
んな訳ないだろッ???
そんな事じゃない!!!
「さっき言った様にお前は隙があるんだよッ!!少し警戒心を持てッ!!!!」
別に香菜を責める事ではない。
そんなの分かってる!!!
香菜は大きなため息をつき・・・・。
「お客様を警戒しろっていうの???そんなの出来る訳ないッ」
そんなの分かってるし
だけどーーーーーッ!!!!!
「じゃぁもういい!!!心配が絶えなくてイラつくだけだッ!!!!」
そんな事・・・思ってない。
なのに・・・。
その時の・・・香菜の顔。
今にも泣きそうな・・・悲しい顔。
でもコイツは・・・。
俺の前では・・・。
泣かない・・・・。