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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第29章 傍に居て
香菜は分かりやすいくらい肩を落とした。
・・・・・・。
俺はお粥のお椀を置き・・・。
「香菜さぁ・・・・何かあった???」
下を向く香菜の顔が一気に曇り・・・・・。
また鼻をすすりだした。
・・・・・・。
化粧をちゃんと落としていない為・・・マスカラが落ちて目の下を真っ黒に染めていた。
「何も・・・ないの・・・(笑)具合悪かったからさ・・・うつしちゃ悪いし、ここに帰ってこないで正解だよね・・・・。」
何もないで~・・・あんな風に泣いてたらさ~・・・。
結構ヤバい奴だぜ???
ベットに腰掛け香菜の首を寄せ自分の肩に乗せさせ・・・・。
「じゃー・・・俺にうつしな???」
香菜は俺の肩から顔を離し・・・・。
「ダメだよ・・・宮君これからセールの時期なんだから・・・・。」
・・・・・(笑)
相田さんが居ない時に・・・こんな風にする俺はやっぱ・・・。
最悪かも。
香菜の肩をギュッと抱いて・・・。
「また温めてあげるよ(笑)・・・俺は風邪は引かないから大丈夫だから・・・」
ごめんね、
相田さん・・・。
アンタが他で~・・・。
余裕ぶっこいてる間に
俺~・・・・。
香菜を貰います。