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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第30章 全ての終わり
宮本side
俺の前に居る香菜は・・・。
いつもニコニコ笑ってる香菜ではなく・・・。
もう全てに疲れ切って・・・生きてる感じが伝わらない・・・。
そんな香菜・・・。
泣き過ぎた目はボッテリと腫れて・・・目尻は下がっちゃって・・・。
もう・・・。
壊れてしまいそうだった。
でもね・・・。
「香菜・・・」
もう・・・。
全て終わらせたら???
簡単じゃないって分かってるよ。
でもさ、・・・。
独身には分からないって思われるかもしれないけど・・・・。
イライラするよ。
そのイライラから・・・泣いてる香菜のほっぺを・・・・。
泣いてるのにッ!!!
両手で・・・。
ムギューーーーーーーッ!!!!!
「んーーーーっ・・・いひゃい~ッ・・・・」
って・・・我に返ったように声を上げてまた泣いた(笑)
泣け泣け!!!!(笑)
俺は手を離し・・・。
そのまま香菜を抱きしめた。
目を覚ましてよ。
こんなボケボケな香菜も大好きだけどね・・・・。
でも~・・・。
はつらつとしたボケボケの方が好き。
「香菜の方から全て捨てちゃえよ・・・・。」