この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
クレオメ~君の隣に居たい❤️
第30章 全ての終わり
千葉で仕事を終え急いで自宅に帰ったのは・・・。
20時過ぎ。
はぁ・・はぁ・・・。
と、息を切らして家のドアを・・・開ける。
あれ?
鍵かかってる・・・。
孝ちゃん鍵かけたのかな?
ポケットから鍵を出し鍵を差し込もうとしたとき・・・・。
ブブブブッ・・・とポケットの中の携帯が鳴った。
・・・・・・。
嫌な予感だなぁ。
携帯を出して画面を見ると・・・。
『孝ちゃん』
・・・・・・・。
もしかして・・・。
「もしもし?」
・・・・・・。
カチャッとドアを開け・・・中に入る。
電話が来たという事は・・・。
孝ちゃんはここには居ない。
・・・・・・。
『あ~・・・香菜ちゃん・・・悪いんだけどやっぱり今日は行けそうもないんだ・・・。』
・・・・・・。
「ねぇ、・・・東京に居るんでしょ??昼間で良いから逢えない?」
靴を脱ぎ言うと・・・。
『何言ってるの?北海道だって・・・・。』
・・・・・・・。
何で嘘をつくの???
もういいじゃない。
別れるって言ってるんだし・・・。
「もう良いじゃん・・・この前孝ちゃんと一緒に暮らしてるって言う女の人と・・・・お子さんに会ったの・・・・。」
・・・・・・・・。